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肉離れはなぜ起こるのか?ストレッチングによる予防の実践。トレーナーとしての症状の判断、処置対処法

◆肉離れの対処法・処置法

◆肉離れはなぜ起こるのか?

肉離れは、スポーツ活動中などに急激に筋肉が収縮した結果、筋肉を覆う「筋膜」や、筋肉を構成する「筋細胞」及び「筋繊維」の一部が損傷する障害。

 肉離れの発症の主な原因は、外部的外力ではなく、自己筋力の発揮によるもの。

 通常、日常生活レベルの筋運動に対し、症状を発症する事はない。

 肉離れの発症は、柔軟性を欠いている状態で、かつ筋肉の瞬間的な収縮活動がおこされた際に発症するケースが大半のケースを占める。

 よって、筋断面積の大きさ、筋肉の構成などの要素よりも、筋肉の柔軟性や、疲労度が重視される。

 障害の発症に伴い、微断裂を起こしている部位は運動障害を起こし、通常の筋肉がもつ活動に大きく制限が加わる。

 その為、早期治療の実践が重要となる。

◆ストレッチングによる予防

肉離れは突発的に発生する障害である。

 その為、徐々に疲労が蓄積することによって継続的な負荷が加わり続けることによって発生する障害とは異なる。

 しかし、疲労物質の体内への蓄積は筋肉の柔軟性そのものを低下させる事もある。

 その為、疲労の蓄積が間接的要因として働いていると検討する事もできる。

 これら筋肉痛の予防法として重要なものは、ウォーミングアップとクールダウンの的確な実践が重要である。

 そして運動前のウォーミングアップ時には十分なストレッチングをすることが大切である。

 一般的にストレッチングは時間をかけてゆっくり伸ばすことを重要視されるが、肉離れなどの予防のストレッチングでは、若干の反動を用いる「バリスティック形式」のストレッチングも必要とされる。

 これは、根本的な筋温の上昇を目的とし、かつ腱のバネ作用の効果を向上する働きをもつ為である。

◆怪我の処置、対処法の技術

肉離れを発症した際に注意すべき点は、どの程度の症状の肉離れであるかの判断である。

 スポーツトレーナーなどはこれらの学習を積む事で、アスリートが肉離れを発症した際に素早い判断、治療方法を検討することが求められる。

 応急処置はスポーツ障害の基本となる「RICE」の実践が有効である。

 しかし、一時的な処置後は、MRIなどによる筋膜の断裂部分の確認が必要となる。

 血腫の大きさ、断裂部位の状況によっては、除去手術、縫合手術を検討する。

 これらの判断は独自に行わず、医師の判断を仰ぐことが重要である。

◆肉離れの縫合手術とは?

縫合手術とは、断裂した筋肉の縫合を行う手術のこと。

 肉離れの縫合手術には、直接断裂した筋肉を縫う縫合手術と、皮膚の上から縫いこむ縫合手術がある。

◆運動障害とは?

運動障害とは、靭帯の運動神経が正常にはたらかなる障害のこと。

 運動機能障害とも呼ぶ。

◆乳酸とは?

 乳酸とは、運動によって糖が使用された際に生じる代謝物のこと。

 疲労物質と知られているが、医学的根拠はない。

◆柔軟性とは?

 柔軟性とは、関節、及び筋肉の可動域の広さのこと。

 柔軟性を高める為にスポーツアスリートは日々のストレッチ運動が欠かせない。

◆筋膜とは?

筋膜とは、筋繊維の束からなる筋肉の表面組織のこと。

 近年、筋膜のストレッチに注目が集まっている。