appjapan-偏平足対処法・処置法

乳幼児、子供の偏平足の原因と症状について。裸足で遊ぶ事の重要性。

◆偏平足の対処法・処置法

◆成長期の育成不全

【成長期の育成不全】

 偏平足の主な原因は、乳幼児期~幼少期にかけての育成不全が大きな要因。

 通常、乳幼児の足裏は、ほぼ100%の確立において、土踏まずが形成されていない。

 いわゆる偏平足状の足裏形状が基本となっている。

 これらの足裏の形状は、通常成長に伴って「筋肉の発達」とともにアーチ状の形状が徐々に形成されていく。

 しかし現代人の子供は、この足裏のアーチを構造するための筋肉の育成不全により、正常なアーチ構造が形成されないケースも多く見られる。

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◆裸足で遊ばせる事の重要性

【裸足で遊ばせる事の重要性】

 子供の成長期には靴を履かせない、はだしによる遊び、運動が重要となる。

 これは、足裏のアーチを形成する筋肉郡の強化に繋がる為である。

 近年、外や公園で遊ぶ際には、裸足は危険であることから敬遠されがちとなっているが、これらの規制が偏平足の原因ともなり得るのである。

 地域などによっては、これらの対策に積極的に向き合っている幼稚園や保育園も見受けられる。

 危険を回避するあまり、成長期になすべき正常な成長を抑制させている事実を認識する事も重要といえる。

◆偏平足の治し方についての解説

◆インソールによる処置方法

【インソールによる処置方法】

 成人期の偏平足症状の治療方法のひとつに

「インソール」

 を利用する足裏の形状の矯正方法が存在します。

 このインソールは通常の靴のインソールの形状と異なり、「土踏まず」の部分の盛り上がりが特に強調されているインソールです。

 成人期、特に仕事を抱えている場合、1日の大半は靴を履いた状態で生活することになります。

 この大半の時間を費やす仕事時間に土踏まず部分を矯正によって構築していく治療方法がインソール療法です。

 現在インソールには、ソルボ素材の吸収力の高いインソールから、かかと部分の負担を吸収するアルファゲル素材など様々な素材が開発されております。

 矯正用のインソールはやわらかすぎる素材は適しません。

 そこそこの弾力性があり、かつ衝撃を吸収する素材のインソールが偏平足のインソール療法では重要となります。

◆つま先立ちの効果

【つま先立ちの効果】

 幼少期の子供が行う不思議な行動名ひとつに

つま先立ち

 による歩きまわりがあります。

 この不思議な行動は、歩き始めの2歳~4歳程度の期間に最も多く見られる行動のひとつ

●遊び感覚

 でつま先立ちで歩き回るのです。

 この行動は、ふくらはぎの筋力の強化につながるため、偏平足の予防としては実は非常に有効な行動のひとつとして考えられております。

 前項でも解説したとおり、乳児から幼少期にかけての足の裏はみな偏平足状態です。

 そして、足の筋肉が徐々に構成されはじめるこの時期に、爪先立ちを行うことは、ふくらはぎの「下腿三頭金」、および「ひらめ筋」とよばれる筋肉郡の強化に非常に有効です。

 何気なく行い始める爪先立ちの遊びのような行動。

 この行動は子供が成長するにあたり、欠かせない行動のひとつでもあるのです。

◆アルファゲルとは?

【アルファゲルとは?】

 アルファゲルとは、ミズノ社のクッション剤のこと。

 卵が落下するCMで一躍注目を集めた。

 現在様々なアルファゲル入りの商品が製品化されている。

◆むくみ対策|ふくらはぎ

 偏平足の足裏を持っている方の多くは「ふくらはぎ」がむくみやすい。

 という感覚を覚える方が多くいます。

 これはいったいなぜなのかはまだ医学的に解明されておりません。

 しかし、足裏の形状がふくらはぎの筋肉と関連性があることはすでに解明されております。

 産まれたばかりの赤ちゃんの足裏は誰もが偏平足ですね。

 この偏平足の足にアーチ構造が生まれるのは、この足裏からふくらはぎ部分につながる筋肉が強くなり、足裏を引っ張り上げる働きを持つ為です。

 市販のインソールなどでは、この足裏のアーチ構造を矯正的に作り上げる構造となっており慣れるまでは痛みも若干伴います。

 ふくらはぎに「むくみ症状」がみられるのは、偏平足患者の下腿にかけての筋力が弱いことがひとつの要因として考えることができます。

 しかし、偏平足の発症原因は後天性、いわゆる産まれてからの生活範囲において変化するものだけではありません。

 先天性と呼ばれる遺伝的な要素を含む偏平足も多くあります。

 遺伝の場合は仮にスポーツなどをしているアスリートであり、強靭なふくらはぎの筋肉を保有していたとしても、むくみ症状を発症する可能性は十分にあるのです。

◆むくみ対策2|水分バランスとカリウム

 先天性の遺伝による偏平足の場合。

 靴を交換し、靴の中敷であるインソールも交換し、更にはカーフレイズなどのトレーニングで強靭なふくらはぎの筋肉を構築できたとしても偏平足症状が突然完治することはありません。

 これは構造の問題である為、筋肉だけでもちあげるにはそれなりの時間がかかるのです。

 また、むくみ症状に関しても同様です。

 下腿の筋力がついてきた段階でもむくみが定期的に発生するケースも当然あります。

 しかし、むくみ対策としてこのような偏平足にこだわらずに体内の水分のバランスを調整することで「むくみに関する問題」はある程度克服できるケースも多くあります。

 そのポイントとなる栄養成分が「カリウム」と呼ばれる成分です。

【カリウムの働き】

 カリウムはふくらはぎなどのむくみを発生している部分の余分な水分を排出する働きをもっている成分です。

 誤解がないように補足しますがこれは部位に限る話ではなく、体中の余分な水分を排出する効果を持っているという意味です。

 カリウムが優れている点は、必要な水分は貯留し、過剰分を排出する効能を持つ点。

 正しく摂取することで「むくみ対策」の王道となり、体内の水分バランス調整をしっかり行うことが可能です。

 逆に塩分のとりすぎは体内に水分を余計に溜め込むことになる為、むくみの原因となるので注意が必要です。

【カリウムを多く含む食品】

 カリウムは果物や野菜に特に多く含まれている成分です。

 代表的な食品としては

●バナナ
●きゅうり
●洋ナシ
●りんご

 などの食品です。

 むくみを改善したい場合は、不足分をサプリメントで補うなどの工夫をするとよいでしょう。

◆遺伝が原因のケースも多い

【遺伝が原因のケースについて】

 偏平足は遺伝する。

 これは事実だろうか?

 結論から言えば偏平足は遺伝すると現在では考えられている。

 遺伝子構造、染色体の配列など遺伝子がもっている情報はまだまだ謎が多くその一端しか解明されていない。

 しかし、先天性偏平足、いわゆる生まれつきの偏平足症状を伴っている患者の多くは、両親のいずれかにおいて偏平足症状を発症しているケースが非常に多い。

 これは外反母趾についても同様。

 骨格の変形に伴う疾患に関しても遺伝性が高いというデータも近年では明らかにされつつある。

 産まれた後の生活習慣などによって発症する後天性偏平足の場合であっても、先天性偏平足であっても矯正による治療は必要。

 そしていずれも装具などを利用した矯正と合わせて、下腿まわりの筋肉をトレーニングすることである程度症状を緩和することも可能だ。

 完全に治すのは難しい疾患ではあるが、今期よく治療の継続を行っていくことが重要。

 話は戻るが、複数の観点から見ても偏平足が遺伝する可能性は高いと言えるだろう。

◆ランニングすると疲れやすいのは何故?

【ランニングすると疲れやすいのは何故?】

 偏平足の場合、軽いランニングをしただけでも足がとても疲れるという感覚を体験するかもしれない。

 これは、偏平足が原因となって疲れているのか?本人の体力が不足しているのか?

 一概に判断は出来ないが、体力不足という理由だけでは片付けられる問題ではない。

 偏平足の足の構造は、足裏のアーチが失われている形状。

 足裏のアーチは地面からの衝撃を受け流す働きをもっており、このアーチが不足しているということは地面からの衝撃を直接足裏に受けることになる。

 この衝撃が高いことが要因となって足が疲れやすいという症状をもたらす事は十分に考えられることである。

 マラソン選手でも、長距離のスポーツ競技を実践しているスポーツ選手でも、もし偏平足の足裏であるならば、それは不利な要素をもつことを意味すると言えなくもない。

◆靴を履くだけで土踏まずに痛みがでるケース

【靴を履くだけで土踏まずに痛みがでるケース】

 偏平足の症状が悪化すると靴を履くだけで土踏まずに痛みを生じるようになることがある。

 これは、土踏まず部分に靴のインソールがぶつかることで、圧迫を受け足裏の土踏まず部分に炎症などを生じるため。

 一般的な靴は衝撃の緩和と、疲労を蓄積させない為にわずかではあるが土踏まず部分が盛り上がった構造になっているケースが多い。

 しかし、偏平足の足の場合は、この靴の構造が逆にあだとなって痛みを生じるようになってしまうのである。

 このようなケースでは、靴の選び方を研究し、かつインソールまである程度こだわって選択するようにしたい。

 矯正用のシューズでは土踏まず部分に盛り上がりがあるのが普通だが、その部分が柔らかい反発性のある素材を使用しているケースが多い。

 また、インソールにはソルボなどの人工筋肉として使用されている素材を使用したものも多く販売されているのでいきなり靴を買い換えるなどを考慮する前に、まずインソールから予防対策を行うことがベストかもしれない。

 偏平足患者は、この靴に関するトラブルは長い付き合いとなるので自分にある靴のメーカーを知ることも重要だ。

 参考までにスポーツシューズの場合はアシックスが日本人の足に最もフィットしやすいメーカーと言われている。