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変形性股関節症置換手術の名医・専門医についての解説

◆変形性股関節症の名医・専門医

◆変形性股関節症の手術の名医

 変形性股関節症とは、家庭の医学によると、股関節を構成する骨盤の臼蓋(きゅうがい)と大腿骨の頭の部分の軟骨と骨が変形、増殖性変化を起こし股関節に痛みを引き起こす病気とあります。

 原因としては股関節に構造上の欠陥がなく、また特別な病気を伴わない1次性変形性股関節症と、股関節の構造異常、もしくは何らかの病気に伴う2次性変形性股関節症に分けられるとの事。

 この説明ではいまいちわかりにくいのですが、わかりやすく述べると、変形性股関節症は、その名の通り股関節が変形してしまうことによって痛みを引き起こす障害であるという事です。

 そしてその原因としては「産まれ持ったもの=先天性」と「加齢=後天性」の2点があるという事です。

 わが国日本では、変形性股関節症の大半が先天性が原因と言われております。

 そして、更にその80%以上が女性であるというのが非常に大きな特徴です。

 変形性股関節症の発症は50代過ぎからが多く、これは股関節内のクッションの役割をなす軟骨が消耗し、骨と骨が直接あたってしまう事が原因と考えられています。

 ですから、後天性の要素自体も含んでいる形であるのです。

 この変形性股関節症の最大の問題点は「進行性の障害である」という点です。

 ほっておくと、変形性股関節症は徐々に悪化の一途を辿ります。

 更に、薬などの投与による治療などもありますが、根本的な回復に至る治療法は現在の医療では確立されておりません。

 その為、ある一定年齢に達すると、痛みを我慢しながら「現状の維持を目指す」か「手術」を行うかの選択に迫られる形となります。

 医師は、基本的に症状の度合いによって手術への段階を踏むように様子を見ていきますが、統計的に最終的には手術に頼らざる終えないのが、現在の変形性股関節症の現状と言えそうです。

◆変形性股関節症の専門医・専門医と病院の選び方

 変形性股関節症の手術を行う際に、やはり気になるのが、手術を行う医師の実力です。

 現在の日本では、変形性股関節症に詳しく経験が豊富な医師が幸いなことに多数いらっしゃいます。

 これは、変形性股関節症を抱える患者が非常に多い事が、技術の進歩を促していると言えそうです。

 但し、一般人が変形性股関節症の専門医を探すことは容易ではありません。

 では、どのように専門医を見つければよいのでしょうか?

 これは、実際に手術を行った方々の傾向を見るとよくわかりますが、一番の手段は整形外科医による紹介です。

 変形性股関節症を発症した場合、通常はまず近所の整形外科に通うのが通常です。

 これは最初から、自分の症状が「変形性股関節症」であると認知している場合が非常に少ないこととも理由のひとつです。

 流れを見ていくと、
①近所の整形外科に診察
②変形性股関節症の疑いがある旨の告知を受ける。もしくは進行段階にある旨の告知を受ける。
③通院しながら保存療法(現状維持)の開始。食事制限など。
 という流れが通常です。

 そして、ある程度進行が進んでしまい、手術を行うしかない。

 という判断に近くなると、手術の説明と変形性股関節症の手術を行える施設、及び専門医の紹介をしてくれるというパターンです。

 医師のネットワークは強固ですから、自力やうわさで探すよりも、よっぽど本人に適した、専門医を紹介してくれる事となります。

 また、医師の選択以上に大切な点が、病院の施設と病院の距離です。

 この点については、変形性股関節症体験記をご覧下さい。

 変形性股関節症の手術は、準備から手術、退院までを含めて1ヶ月程度の時間を要するおおがかりな手術です。

 その間、着替えなどを含めて家族のサポートは欠かせません。

 総合的に判断して、やはり地元の医師の紹介が、変形性股関節症の名医・専門医との出会いの最も有効な手段であると言えるでしょう。

◆保存療法と装具療法

 変形性股関節症を発症後、治療過程に入るとまず最初に実践される治療法は「保存療法」と呼ばれる治療法を実践していくことになります。

 この保存療法を実践するケースの大半は、年齢が60歳未満であるケース。

 年齢によって異なるのは、60歳未満の場合は一般的な平均寿命から逆換算し、一生の間で人工股関節の付替えが必要となることが考慮される為です。

 人工股関節の寿命は技術の進歩により以前と比較すると格段に長くなりましたが、それでも15年~20年が限界であると言われております。

 その為、年齢が若い段階では人工股関節置換術を行わずに保存療法による治療を行っていくことになるのです。

 保存療法の基本は、股関節周りの筋力の強化と痛みに伴う運動不足の解消です。

 症状の進行が見られると、除々に足を引きずるようなしぐさが見られたり、外出を控えるようになる傾向にあります。

 特に外出を控えるようになると、運動不足状態が続くため、「体重の増加」を招きやすくなり、股関節への負担が増すという2重のデメリットがあらわれます。

 その為、装具療法を交えて治療を行っていくケースも多くあります。

 装具療法で使用される装具の基本は、まず第一に杖の使用です。

 杖は転倒の予防の他、歩き方の偏りによる2次的障害である膝への負担を軽減させることも目的のひとつにあります。

 最初は杖の使用に抵抗を感じる人は多くいますが、杖を使用することで股関節への負担は大きく軽減するので、出歩く回数が増え運動不足の解消に一定の効果があるというデータも確認されております。

 次いで使用される装具は骨盤を安定させる矯正ベルトの使用です。

 矯正ベルトは6万円近くする高額なものもありますが、高額であれば良いという訳ではありません。

 股関節まわり、及び骨盤を矯正する装具を選択するポイントは、密着性があること、そして通気性が高いことがポイントとなります。

 これらの矯正装具は姿勢の安定を図り、症状の進行を抑制する働きが確認されております。

 しかし、これらの装具を利用する装具療法、そして保存療法を平行して治療をしたとしても、完全な回復が見込めることはほとんどありません。

 症状の進行を食い止める、もしくは進行スピードを抑制する効果は期待できますが、根本的な治療には至らないのが現状です。

 大切なことは装具などに過度な期待をせずに地道に運動を継続し、自分自身の筋肉を維持すること。

 定期的に歩く習慣を意図的に作り、運動不足状態を招かないようにすることが大切です。

◆手術後のリハビリテーション

 変形性股関節症の人工股関節手術を行うと、痛みは信じられないほどに軽減されます。

 しかし、手術時では入院が長期に渡るので、その期間に筋肉などは必ず低下現象、いわゆる「筋肉の痩せ」と呼ばれる症状となります。

 その為、手術後はリハビリテーションが非常に重要です。

 リハビリテーションは専門の理学療法士の指導を受けて実践していく形となります。

◆痛みを緩和するグルコサミン・ヒアルロン酸

 関節症と言えばグルコサミンやヒアルロン酸。

 このイメージが強いと思います。

 これらの成分はいったいどのような効能があり、実際に関節症に効果があるのでしょうか?

 服用を続けても痛みが軽減した体感がない。

 という方も実際に多くいます。

 変形性股関節症などの関節痛の痛みの原因は骨と骨の間にある軟骨組織が磨り減ってしまった為、直接骨と骨が触れやすい状態となり痛みを伴うようになります。

 摩擦が生じる時に痛みを感じるのはその為です。

 この骨と骨の摩擦を軽減する役割を担っている組織が「軟骨組織」ですが、この軟骨組織は加齢とともに確実に減少していくことが解明されております。

 年齢が20代の女性と年齢が40代の女性では、軟骨の厚さも異なってくるのです。

 また年齢が40歳をすぎて更年期に近づいてくるとこの軟骨組織の減少は著しくなります。

 この軟骨を生成している成分はコラーゲン、コンドロイチンと呼ばれる成分です。

 グルコサミンやコンドロイチンは自主的に摂取することで、この減少する軟骨の割合を軽減させることが可能です。

 ヒアルロン酸は関節内のクッション性をもつ成分で、減少した軟骨の代替品として骨と骨の摩擦を軽減する働きをもっております。

 但し、摂取した量すべてが吸収されるわけではなく、吸収率によっても効果や効能は変化します。

 サプリメント市場は大きく成長しましたが、成分の効能ばかりが確認されるようになり、産地や製造工場、また成分の吸収率などを考慮している方はほとんどいません。

 もしこれらの成分をサプリメントなどで摂取している方は一度成分表を確認してみるとよいでしょう。