appjapan-打撲の対処法・処置法

打撲の対処法・処置法についての解説

◆打撲の対処法・処置法

◆打撲をしてしまったら?

 打撲とは、外部から大きな外力を受けた際に、皮膚内の細胞組織に直接ダメージをこうむる障害のこと。

 大きな内出血を発症するケースも多く、骨折との区別、判断が難しい障害でもある。

 皮膚の切開などの症状が見られないケースが多いことから、視覚的に出血が見られない為、軽視されがちであるが、内部の出血度合いによっては危険も増す。

 大きな特徴としては、ダメージを負った組織近辺に内出血が発生する特徴があげられる。

 内出血時は正常な細胞組織も血流が盛んになる事によって、死滅していく危険性があり十分な注意が必要となる。

◆内出血発生のメカニズム

 打撲を発症後の症状の経過については、一概に傾向がない。

 しかし、打撲時には外力が働いた細胞組織が、圧力により一時的変形、つぶれ、筋繊維の部分断裂を発症する。

 これは、患部に外力が働いた際に、細胞組織が圧迫により押しつぶされ、筋肉を構成している筋繊維が損傷をうけることによって部分的断裂となる。

 断裂部位には、自然治癒能力が即座に発揮され患部に血液が大量に集中する。

 この過程において集まった血液が筋断裂部位から漏れ内出血が発生する。

 内出血の発生の可能性が確認されるケースでは、素早い応急処置による対処が不可欠である。

 応急処置はアイシングパックや氷嚢、これらの道具や用意できない場合は塗れたタオルで氷を巻きつけ患部に密着させた状態で固定する。

 熱を確実に奪うことができた場合は、血行が悪くなり内出血量も結果的に抑制される。

 多量の内出血は酸欠による細胞の壊死を招くので素早い処置が求められる。

◆内出血がなかなか引かないようなケース

 打撲によって、患部に内出血が発生した場合は、基本的に1週間~2週間程度の回復期間を得ることで症状は改善に向かう。

 これは誰もが保有している「自然治癒能力」によるもの。

 しかし、内出血がなかなかひかないようなケースでは、一度、血液の凝固作用を担う血小板の血液検査を行ってみることも必要だ。

 昔から怪我がなかなか治りにくい。

 出血をするとなかなか血が止まらない。

 女性であれば、不正出血や長期月経などの症状が見られる場合も血小板検査、もしくは血液凝固因子のプロトロンビン、フィブリノゲン、トロンボプラスチンの凝固因子を確認してみると良いだろう。

 もし、これらの検査で問題がない場合は、他の要因か障害の度合いが大きく回復に時間を要していることが考えられる。

 いずれにしても、あまりにも長期的に内出血症状が継続する場合は、血液検査を一度受けてみることも検討したい。